ナツキブログ
Good luck, and happy hacking!
■□ ワンダーマリア様がみてる
「はい、これ」
ロココはニコニコ顔で包みを差し出した。いかにも「プレゼントです」といった風にリボンが巻いてある。
「え……?」
「マリアには、いつもお世話になってるから。せめてものお礼に、って」
長い間、次界に向かう旅をしたというのに、ロココからプレゼントをもらったのは初めてだった。マリアの胸の奥が熱くなり、じわりと涙がこみ上げてくる。
「ど、どうしたの、マリア? 具合でも悪いの?」
「ちっ……違うわよ!」
マリアは、涙を見られぬようにそっぽを向くと、ハンカチでぬぐい去った。
ゆっくり深呼吸をする。
一呼吸、二呼吸。
落ち着くと、ふと、包みの中身が気になった。
「あ……開けていい?」
「うん、いいよ。よろこんでもらえるといいな」

「うわあ……!」
マリアは感嘆の声をあげた。
「天魔界きっての詩人、詩的魔神様のTシャツじゃない!」
「フーゴ・ハルさんが作ったって聞いたから。マリアならよろこんでくれるんじゃないかと思って」
「でも……高かったんでしょ?」
「ううん、限定販売でたったの3990円だし……D&Dのサプリ一冊分もしないって考えれば、安いよ」
「……ロココ!」
マリアは思わず怒鳴っていた。
「は、はい!」
「もうちょっと金銭感覚を身につけなさいよ! 誰が大食らいな神帝たちの食費をやりくりしてると思ってるの!?」
「ご、ごめんなさい……」
しょんぼりと肩を落とすロココの姿を見ると、マリアの胸が痛くなった。なんでいつも私って、素直に「ありがとう」って言えないのだろう。進歩のなさに、我ながら嫌気がさす。
「じゃあ、あの……返品してきます」
「いらないなんて言ってないでしょ! 着てあげるわよ!」
某店で、絶版になったはずの『ビックリマン大教典』の店頭在庫を発見、入手してきました。読み応えありますよ。 …続きを読む
ロココはニコニコ顔で包みを差し出した。いかにも「プレゼントです」といった風にリボンが巻いてある。
「え……?」
「マリアには、いつもお世話になってるから。せめてものお礼に、って」
長い間、次界に向かう旅をしたというのに、ロココからプレゼントをもらったのは初めてだった。マリアの胸の奥が熱くなり、じわりと涙がこみ上げてくる。
「ど、どうしたの、マリア? 具合でも悪いの?」
「ちっ……違うわよ!」
マリアは、涙を見られぬようにそっぽを向くと、ハンカチでぬぐい去った。
ゆっくり深呼吸をする。
一呼吸、二呼吸。
落ち着くと、ふと、包みの中身が気になった。
「あ……開けていい?」
「うん、いいよ。よろこんでもらえるといいな」

「うわあ……!」
マリアは感嘆の声をあげた。
「天魔界きっての詩人、詩的魔神様のTシャツじゃない!」
「フーゴ・ハルさんが作ったって聞いたから。マリアならよろこんでくれるんじゃないかと思って」
「でも……高かったんでしょ?」
「ううん、限定販売でたったの3990円だし……D&Dのサプリ一冊分もしないって考えれば、安いよ」
「……ロココ!」
マリアは思わず怒鳴っていた。
「は、はい!」
「もうちょっと金銭感覚を身につけなさいよ! 誰が大食らいな神帝たちの食費をやりくりしてると思ってるの!?」
「ご、ごめんなさい……」
しょんぼりと肩を落とすロココの姿を見ると、マリアの胸が痛くなった。なんでいつも私って、素直に「ありがとう」って言えないのだろう。進歩のなさに、我ながら嫌気がさす。
「じゃあ、あの……返品してきます」
「いらないなんて言ってないでしょ! 着てあげるわよ!」
某店で、絶版になったはずの『ビックリマン大教典』の店頭在庫を発見、入手してきました。読み応えありますよ。 …続きを読む
■□ 魔神様がみてる
「はえええ!?」
「なにみっともない声を出しているの、祐巳」
祥子は祐巳をぴしゃりとたしなめた。けれど、祐巳が『みっともない声』をあげるのも無理はない。
「だ、だって、そのシャツ……」
「ああ、このシャツね」
祐巳のお姉さまは、くるりとその場で一回転してみせた。

なんと祥子は、祐巳とおそろいのシャツを着てきたのだった。
「バレンタインデーの時に祐巳が着ていたシャツ、私もあれを着てみたくなったの」
リリアン女学園の高嶺の花たる紅薔薇(ロサ・キネンシス)が、こんな姿で町を歩いていると知ったら、生徒たちはどう思うだろうか。
「……似合わなかったかしら?」
「いいえ、とっても、とっても似合ってます!」
「よかったわ」
祥子はほっと息をつくと、祐巳にとびきり素敵な笑顔を見せた。
「内心、不安でしょうがなかったの」
そうだ、と、祐巳は考えるのだった。
お姉さまの笑顔が見られるのだったら、どんな格好でもいいんだ、って。 …続きを読む
「なにみっともない声を出しているの、祐巳」
祥子は祐巳をぴしゃりとたしなめた。けれど、祐巳が『みっともない声』をあげるのも無理はない。
「だ、だって、そのシャツ……」
「ああ、このシャツね」
祐巳のお姉さまは、くるりとその場で一回転してみせた。

なんと祥子は、祐巳とおそろいのシャツを着てきたのだった。
「バレンタインデーの時に祐巳が着ていたシャツ、私もあれを着てみたくなったの」
リリアン女学園の高嶺の花たる紅薔薇(ロサ・キネンシス)が、こんな姿で町を歩いていると知ったら、生徒たちはどう思うだろうか。
「……似合わなかったかしら?」
「いいえ、とっても、とっても似合ってます!」
「よかったわ」
祥子はほっと息をつくと、祐巳にとびきり素敵な笑顔を見せた。
「内心、不安でしょうがなかったの」
そうだ、と、祐巳は考えるのだった。
お姉さまの笑顔が見られるのだったら、どんな格好でもいいんだ、って。 …続きを読む
■□ ビニール袋の価値

14リサイクルバッグ予約受付中です! 『グレイルクエスト』シリーズでおなじみのHUGO HALLさんが作った、地球にやさしいリサイクルバッグ! 君も14リサイクルバッグで生命点を振り直そう!
・6/14締め切り
・\2940
・代金引換or吉祥寺の洋服店LIGHT BULBに直接取りに行く
(後者の場合は送料タダ)
・注文するには、HUGO HALL→okutani@i-ml.comにメール
名前、個数、受取方法、住所、電話番号を記入されたし
(予約メールは必ず返信されるとのこと。
3日経って返信がなかったら、確認のメールを遠慮なく送ることだ)
……ご覧の通り、前回と宣伝文が一緒です。新しい宣伝文を考えている暇がないのです。でも、考えてみてください。昔のものを使いまわす精神、それがリサイクルではないのでしょうか? なんて言ってみたり。
ところで、ビニール袋って意外と使い出があって便利なんですよね。中国の寒村なんかに行くと、量り売りで買っていくのにビニール袋が便利らしく、重宝するそうです。
ビニール袋って水漏れもしないので、旅行に行くときは、4、5枚折り畳んだのを持っていくと便利ですよ。
ちなみに、私にとっての旅行三種の神器は、タオル、ビニール袋、ペットボトルです。実のところ、この三つがあれば、いろんな状況に対処できます。
ペットボトルも重宝するんですよ。水の少ない国に行くと、飲み水の確保が最優先になることもありまして……。
ビニール袋を大切にしましょうね、というお話でした。
